B-52’S『COSMIC THING』ちょっぴり憂鬱な気分の時、暗い気分の時に、気分転換に、底抜けに明るいポップダンスアルバムが聴きたくなります。最近では【AQUA】とかね。その前によく聴いていたのが【B-52’S】でした。 B-52’Sをビー・フィフティ・トゥーズと読むなんて今まで知らなかった。てっきりビー・フィフティ・セカンズかと思っていました。(笑)輸入盤ばかり買っていると、ライナー・ノーツもないし、この手の情報には疎いです。いかんな。 でB-52’S、デビュー作で1979年度作の黄色いジャケットのアルバムを持っていました。当時のロック状況のなかで、パンク色が少々あったものの、チープでポップな曲は不思議な魅力がありました。同時期には【ディーボ】なんかも聴いていたかな。 その後何枚かアルバムを出していたようですが、1989年ごろ久しぶりに買ったのがこの『COSMIC THING』というアルバムです。 デビュー作に比べると、よりダンスポップよりになっていました。でも楽しい曲ばかりです。ヒットした「LOVE SHACK」は特にご機嫌。パーティ乗りだけど、ギターは小気味いいし、リズムは明快、そして女性二人と男性二人のコーラスが絶妙です。 「ROAM」も「CHANNEL Z」もいいな。プロデューサーがあのシックのナイル・ロジャースだ。なるほどね、このころ色んなロックアルバムに引っ張りだこだったようです。乗りの良さを出すならナイル・ロジャースで決まりというみたいな。 「TOPAZ’」はメロディーよりの美しい曲、これも良いです。 1992年作の『GOOD STUFF』もいいアルバムです。こちらはよりパワフルなダンスポップ。メンバーはパーカッションの女性が一人抜けて3人になっているようです。 こういうバンドのライブも行ってみたいな、初めから終わりまでダンス大会になりそうで楽しそうです。とりあえず、ライブDVDでも探してみますか。 聴いていてウキウキする、そんな曲ができるバンドもそうはありません。 理屈抜きに楽しいB-52’Sです。 ジャンル別一覧
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